小児歯科は一般的に、歯が生え始めた頃から12歳までが小児歯科と言われています。
0歳から18歳までが一般的に言われています。18歳頃には親知らずが生えてくる年齢になります。この頃には、歯並びや噛み合せが出来上がるので“小児”ではなくなるというように考えます。
小児期は、身体が最も成長する時期です。お口の中も、“小児期の過ごし方が将来のお子様のお口の中になる”といっても過言ではありません。親御様がどのようにお子様に接していくかが重要になります。
特に顎の発達や歯並び、噛み合せなどは小児期の過ごし方が重要になります。
上記のようなことで顎の発達を妨げたり、姿勢が悪くなったり、むし歯になってしまう可能性が高くなります。
お子様の将来のためにも、今一度親御様がお子様のお口に興味をもっていただけたら幸いです。
「乳歯はどうせ生え変わるから、虫歯を放っておいても大丈夫だろう」と思っていませんか?
乳歯の虫歯は放っておくと、永久歯に生え変わってから悪影響を及ぼします。
1. 虫歯菌が増える
虫歯は、虫歯菌によって発生します。乳歯の時に予防をしておかないと、虫歯菌だらけのお口に永久歯が生えてきてしまうことになるので、結果的に永久歯も虫歯になってしまいます。
2. 歯並びが悪くなってしまう
乳歯の虫歯菌が進行すると、歯の神経にも虫歯菌が感染してしまい、歯の根っこに膿が溜まってしまうことがあります。それによって、歯が曲がって生えてきてしまうことがあります。
3. 歯の質が悪くなってしまう
歯の根っこに膿が溜まってしまうと、その下で発育している永久歯が形成不全に陥ってしまうことがあります。歯の一部が変色していたり、へこんでしまったりと著しい障害が発生します。この歯のことを「ターナー歯」といいます。
4. 歯並びに影響が出ることがあります
乳歯は、永久歯が生えてくる時のスペースを確保したり、永久歯を誘導したりする役割があります。
虫歯によって乳歯の形が崩れてしまうと、崩れた部分に虫歯になった部分の両隣の歯が倒れ込んできます。
また、歯は噛み合うように生えてくるので、倒れ込んだ歯に無理やり歯が生えてきて、結果的に永久歯がきちんと生えるスペースが無くなり、歯並びが悪くなってしまいます。
虫歯菌は感染します。お子様と何気なくキスをしたり、同じスプーンやお箸でご飯を食べたりすることで、親の唾液に含まれている虫歯菌がお子様のお口に移って可能性があります。
でも、可愛いお子様ですから、そのように過ごされたいと思います。そのために、今一度親御様がご自身のお口の中に興味を持って、お口の中の環境を整えてお子様と接してみてはいかがでしょうか?お子様と一緒にご来院していただいても構いませんので、お気軽にご相談ください!
乳歯は永久歯に比べて柔らかく、虫歯菌が作る酸に弱いです。子供は大人に比べて痛みを感じにくいので、子供は虫歯になったと気づかないことが多いです。子供は、歯の神経にある部屋が大きいので、虫歯菌がその部屋まで到達するのが早いのです。
親御さんが一生懸命歯磨きをしていても、なってしまうことはあります。定期的にお子様の歯を見せに来ていただければ、一緒に歯磨きの仕方や親御さんの仕上げ磨きの仕方を練習しますので、お気軽にご来院してください!
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